86話 ページ42
…
コンコン
作曲をしていると、突如部屋のドアが叩かれる
「はい」
ドアを開けるとそこには月宮がいた
林「悠ちゃんにお客さんが来てるの
”骸様の遣い”って言ったらいいって言ってたんだけど…………
何のことかわかる？」
骸…………
そんな名前、あの六道骸しかいない
「その人、どこにいるの！？」
林「玄関で待っててもらってるわ」
その言葉を聞いて走り出す
階段をひと蹴りで降りて行き、わずか数秒で玄関までたどり着いた
遅れて月宮もやって来る
玄関を開けるとそこには1人の少女がいた
骸と同じ髪型に同じ制服(女子用)
初対面なのにたまらず話しかけた
「あなたが、骸の遣い……？」
ク「はい………あ、えっと
クローム髑髏…です」
どちらが名前でどちらが苗字なのかはわからないが、不思議な名前だ
「変わった名前だね」
思ったことを口にする
見方によれば悪口とも取れるその言葉にクロームは頬を染めて
ク「骸様がくれた大切な名前なの」
宝物なの、と彼女は言う
知ってるよ
その気持ち、僕も知ってる
僕にとってのボスのように
君にとっての居場所は骸なんだね
「そっか………」
暫く沈黙が流れたが、それを破ったのはクロームだった
ク「悠様に伝えることがあるの」
凛としたクロームの声が響き渡る
ク「骸様が沢田綱吉に気をつけなさい、って」
「沢田綱吉？」
ク「私もよく知らないけど悠様を傷付けなくないからって、骸様がそう言ってた」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
部屋のベッドに寝転ぶ
クロームはもう時間だから、と言って帰っていった
沢田綱吉
いったい何があるんだろうか
「それより、クローム大丈夫かな」
彼女の腹部から感じた幻覚
恐らく彼女が骸と出会い彼を尊敬する理由であるそれを思いながら
僕は眠りについた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momoka5745(プロフ) - 詞葉さん» 本当ですか！！？ありがとうございます！！すっごく嬉しいです！！おかげでこれからも頑張れます♪ (2015年4月30日 17時) (
レス) id: e86cec8636 (このIDを非表示/違反報告)
詞葉 - 初めまして！一気に読ましてもらいました すごくおもしろ？かったです！というより話を作るの上手すぎです！しかもうたプリと…すごく大好きです！ (2015年4月30日 17時) (レス) id: c109dff9dc (このIDを非表示/違反報告)
momoka5745(プロフ) - 紅さん» 了解です！！！ありがとうございますb (2015年4月30日 6時) (レス) id: e86cec8636 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - オチはザンザスが良いです！頑張ってください (2015年4月30日 6時) (レス) id: 487441ac10 (このIDを非表示/違反報告)
momoka5745(プロフ) - 宝石姫さん» 投票ありがとうございます！初の骸で嬉しいです！！頑張りますb (2015年4月26日 16時) (レス) id: e86cec8636 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湊 | 作成日時：2015年3月24日 22時
