【リボーン×うたプリ】僕はボスのために歌う2

84話 スクアーロ ページ40

…



ベルの戦いが終わり、ゴーラモスカに回収させる


ス「姫のために……か」


ベルの言う姫、つまり悠のことだ
自分の血を見て狂っていたが、そのことだけは忘れなかったようだ




そう、この戦いは負けられない


俺らが賭けてんのはリングや次期ボスの座だけじゃねぇんだ
確かにそれらも必要なのだが欲するものはその先にある



俺らの望みは一つ



悠を取り戻す





それだけのために剣を振るうのだ









ベルを連れたゴーラモスカが帰って来た



ス「ったく、アホずらしやがって」


マ「勝ったんだからいいじゃないか
これであと一勝すればボンゴレは僕らのもの
悠は取り戻せる、ボスは十代目になれる、僕はお金が貰える
最高じゃないか」


ス「ゔぉぉぉい！最後のはちげぇだろぉ！！」


次の争奪戦は雨、つまり俺だ
相手は素人同然のガキ
勝ったも同然だ


黒い髪のガキが途中で乱入して来たが、向こうの赤ん坊が説得し、帰って行った
雲の守護者、ゴーラモスカの相手だ
それなりに強くなくては困る

剣士の俺からすれば止まって見えたが、ちゃんと戦えばベルといい勝負なんじゃないか？






帰り道、ふとマーモンが呟く



マ「ねぇ、スクアーロ」



ス「何だぁ」



マ「さっきの彼が言ってたこと、どう思う？」



さっきの彼とは向こうの雲の守護者のことだろう


ス「ピンクの髪の女、か」




雲『今日あった跳ね馬の知り合いのピンクの髪の彼女の方が手応えがあったよ』



レヴィを転ばせた後に言ったセリフ

跳ね馬の知り合いのピンクの髪の女
レヴィは腐ってもヴァリアー幹部だ
それより強いとなると、絞られてくる




ス「悠だろうなぁ”」



マ「この間でもう14歳だっけ
早く成長した姿を見たいものだね」


ス「そうだな」



そのためにも明日は勝たなければいけない

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