【リボーン×うたプリ】僕はボスのために歌う2

80話 嶺二 ページ36

悠ちゃんの告白から数週間経った


あの後、ヴァリアーってところに入る前の話やクーデターの話しなどを聞いた

正直、聞けたものじゃなかった
聞いているこっちが悲しくなるような、そんな話だった


でも、その”ボス”のことを話す悠ちゃんは最高に幸せそうだった






僕にもあんな顔してくれないかなー、なんてw




藍「ちょっと嶺二、ちゃんと聞いてる？」

嶺「へ？あ、ごめんアイアイ
聞いてなかった」



全然違うことを考えてた
………決して僕はロリコンではないからね！？
いや、でもボスさんって僕の一個下らしいしいいのかな





じゃなくて


嶺「何の話だっけ」

藍「この間並盛商店街で騒動があったでしょ？

それに加えて、最近は夜中に中学生が学校に行ってるのをここのところ見かけるっていうから気をつけろって言ったの」



夜中に出かけるって………不良？
そう言えば並盛には最強の不良がいるって聞いたことある
それと関係してるのかな？




蘭「取り敢えず、一人で出歩くのは控えろってことだな」


「そうだね
みんな、外出する時は僕に声をかけ…………

伯爵、そのシュークリーム何個め？
お腹壊すよ」


カ「む！！俺のシュークリームを取り上げるな
まだ6つ目だぞ」



「それを食べ過ぎって言うんだよ、世間一般では！！全く……」


とにかく！、と悠ちゃんは話を戻し


「仕事の時は車だし大丈夫だとは思うけどプライベートの時とかは僕を呼んで
付き合うから」


暗殺者にボディーガードなんてそうそうしてもらえないよ？と彼女は笑う



悠ちゃんが強いのは知ってる
暗殺者っていうのを理解出来ているわけじゃないけどすごいって言うのも分かってる

それでも、



嶺「僕にとっては小さくて可愛い女の子なんだけどなぁ」



やはり、気がひけるのだ



一応もう一度言うとロリコンではない

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