【リボーン×うたプリ】僕はボスのために歌う2

73話 嶺二 ページ28

医「おっと、そろそろ着きますね」




嶺「え！？もうつくの！？」


いくら何でも早すぎだろう

アイアイが事務所の場所を説明していたのはついさっきだ





医「ふふ、ヴァリアークオリティってやつですよ」






彼はそう言って笑うが……
ヴァリアークオリティとは何ぞ



医「いいですか、ベルフェゴール様も仰ってましたが、病院など医療機関には絶対に行かないでください


そうですね………この程度なら3日

3日動かさずに寝かせておいてください

もちろん、包帯の取り替えなどの最低限のことはなさってくださいね」



それは先ほどベルフェゴールさんも言っていたこと
さっきは気が動転して頷いたが……




春「何で、医療機関にいっちゃだめなんですか！？3日寝ているだけでこの傷が治るなんてあるはずないじゃないですか！！」



それはここにいるみんなの声
この人、腕がいいように見えて実はヤブ医者なのか




医「いえ、大丈夫ですよ
悠様の傷を診るのはいつも私の役目でしたからよくわかってます
それに、ダメなんですよ
医療機関に行っては…………」


そう言う彼の顔は悲しそうだ


医「とにかく、その理由は見れば分かります
ジャッポーネの諺で……
そう、百聞は一見に如かず、です！！」



そう言う彼に圧倒され、僕らは再び縦に首を振ってしまった


医「さ、着きましたよ
みなさん降りる準備をして下さい！！」


言われて外を見るとシャイニング事務所の真上だった

準備をして1人ずつ降りる



最後、僕が降りるときに









医「悠様のことを知っても








嫌わないであげて下さい」






そう聞こえた

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