入ったら出られなくなる恐怖の宿〜小説版〜

恐怖の宿 Part6 ページ6

〔10月4日

今日は新婚旅行にきた。
本当はもっと立派なところに泊まる予定だったんだけど。
ボロ宿になったか....泊まるところがあるだけでましだな。

10月5日

今日は海に行った。
泳ぎ方を教えたり楽しかったな。
ここのご飯は案外美味いし、ここで良かったかもな。

10月6日

今日はここら辺で祭りがあるらしいから行ってみた。
大分人混みがいたな。
不思議なことにここの宿には俺たちと宿の人以外見ないのが不思議だ。

10月７日

本当不思議なものがあるものだな。
今日初めてお客さんらしき人をみた。
従業員じゃなさそうだし。
でも、少し君悪かったな。〕

ここまで読んでて不思議なことがある、でも楽しそうな夫婦の日記。

〔10月8日

今日が帰る日。
このボロ宿も楽しかったな。
また今度来る時もここに泊まろうかな。

10月9日

ここはすごく暗い場所、なんで来ちゃったんだろうか。
後悔しても遅いのは知っている。
出口がどこにも見つからない。

10月10日

出る方法がわかった。
古そうな部屋に隠し扉があるらしい。
全てこの地図のおかげだ。
でも、そこの鍵はどこにあるのだろう？〕

そこで文字は赤いペンキみたいなので見えなくなっていた。

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