君と俺を繋ぐ約束。【カゲプロ】

幸せな日々…22 ページ22

そして朝、俺は「あのまま寝てしまったのか…」と思いながら顔を赤らめた。

「あぁ、恥ずかしい…」

そう呟き、起き上がろうとすると隣に誰かいた。
よく見るとAが寝ていて、俺はより一層顔を赤らめた。

「な、なななっ！？なんで居るんだ！？」

俺が声を大きく出したため、Aが目をこすりながら起き上がった。

「あぁ、キド。起きたんだ」

そう言うとニヤニヤしながら抱きついてきた。
そしてAはほっぺたにキスをしてきた。

「可愛かったよ〜昨日のキド。あのままベッドに寝かして部屋を出て行こうとしたら抱きついてきてさ〜」

Aが自慢げに言うから俺は軽く叩いた。

「そ、そんな事してないっ！！」

するとAが笑いながら「へぇ、覚えてないか〜」といいながらニヤニヤする。

「だから僕さ、パーティに戻らないでこのまま寝ようとしたらさ何とキドが寝言を言っててそこをエネに取ってもらっちゃった」

そういいながら笑続けるA。
俺は赤らめながらAを思い切り殴った。

「な、何！？エネに…と、取ってもらっただと！！？」

そういうとエネ笑う声がスマホからした。

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