君と俺を繋ぐ約束。【カゲプロ】

幸せな日々…12 ページ12

俺はAにいった。

「出掛けていい許可出たら…その、デートでも…」

おれは恥ずかしくなり、最後声が小さくなり顔を赤らめた。
それにAは笑顔で「そうだね！」と言った。

俺たち2人で仲良く出かける時の話をしてると、カノとセトがきた。

「調子はどう？それと...今、ラブラブしてたね」

ニヤついて笑うカノ。

「た、タイミング悪かったすか？」

俺たちをみて目線をそらし、動揺をしているセト。
手にはフルーツの盛り合わせがあった。

2人は任務終わりに病室に来たそうだ。
セトはいいが、カノについてはニヤニヤしながらいじってくる。

「それで、キドとなに話してたの？」

カノがAにこそっと耳打ちした。
Aは「デートの約束！」と自慢げにいった。

あぁ、恥ずかしい！

俺は病人のAの分もカノを殴った！

「ったく、Aも勝手に言うな！」

そう言うとまたカノが茶化してくる。

「まぁまぁ、デートにはもちろん…スカートだよねぇ？」

ニヤつきながら笑うカノ。
それに反応し、Aもふざけ始める。

「キドがスカートねぇ…カノ、ミニスカの黒かな？」

するとカノは「違うよ、そこは多分フリフリのレースのあるスカートじゃない？」と笑う。

セトはとめていたがまだ続ける二人、俺はその二人の話に腹を立てて大声で怒鳴った。

「いい加減にしろ！デリカシーがないのかお前達は！」

俺が怒ったからかAもカノも謝ってきた。
だが、俺はすごい腹立っていて許せなかった。

「お前達なんて…嫌いだっ！！」

俺は泣きながら病室から勢い良く走って出て行った。

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