アーヤと上杉は知っている

話 ページ26

どーしよーε-(ｰдｰ)ﾊｧ。外すのを忘れてたー！！！！翼に見つかっちゃったし。しかも、最近上杉君のこと考えちゃう。例えば数学とかの授業を受けている時とか上杉君だったらどう解くかな？って考えちゃう。うーん、1回翼にきいてみよう。

〜放課後〜
あっ！翼だ！私は周りに誰もいないことを見て翼に話しかけた。
「翼、相談があるんだけどいい？」
「うん、どーしたの？ アーヤ」
えーい、しっかりとしろ！立花彩！
「あのね、最近ある人の事がずっと考えちゃうんだ。それってなんだと思う？」
するとタスクの顔がすごく暗くなった。どーしたんだろう？
「アーヤ、それってアーヤはなんだと思う？」
それが分からないから聞いているんじゃない！だけど1回だけこんな思いしたことあるような.........。あっ！それって砂原の時かな？ってことは.........。
「あっ！分かった！ ありがとうね！翼！」
「えっ？いいけど、本当に俺は何にもしてないけどね、だけど告白しないの？」
「うん、そんなことしても無理だと思うから。」
「(ボソッえ？！アーヤを拒否する男なんて居ないと思うけど.........。」
？？なんか言ったかな？まぁいっか。だけど、一か八かでやってみよう。
「ありがとう！」
「ううん。大丈夫だよ」
そして、私は秀明に行く時間なのでダッシュで秀明に向かった。そして秀明に着くと公衆電話に行って、上杉君の携帯にかけた。
「誰だよ。」
「あっ、立花です。」
「立花か、今日美門に指輪見つかったらしいな。」
「うん。ずっとつけてしまったの。」
「そーなのか。で？どーした？」
「あ、あのねちょっと話があるんだけど。」
「いいぜ。じゃあさ、今日家に帰った時な。」
あ、そっか。今日から同棲するんだよね。
「うん。家に帰ったときに話すね。」
「あぁ、またな。」
「うん！」
そうして電話を切った。

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