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「だって……こんなあからさまなの、ソイツに今日告白するつもりだったんだろ？」
「っ……！」
私がやろうとしてたのは零が言ってるその通り。
でもソイツって誰だと思ってるの？
そのクッキーを持ってる、零自身なのに！！
周りにいるクラスメイトが私たちの会話を聞いてみるみる青ざめていく。
多分零の鈍感さにだ。
「……もう知らない！零なんか大っ嫌い！！」
バン、と乱暴に扉を開け閉めする。
クラスメイトは唖然とした顔で扉と零を交互に見る。
「えっ？えっ？俺様ちゃん、なんかした？」
「「「した。」」」
「恋する乙女に絶対やっちゃいけないことだよ今の」
「お前、そこまで来るとその鈍感もわざとらしいな……」
「……あのね、朔間さん。Aちゃんは、朔間さんが言ってた通り、朔間さんが今持ってるクッキーで、“朔間さんに”告白しようとしたんだよ」
「……は？なんであいつが俺に？」
「さっきのクッキーが証拠。朔間さんならいくら鈍感でもわかるはずだよ、Aちゃんがほかの男の子を好きになっているようであれば。」
「てか、朔間さんはAちゃんのこと好きなんでしょ？
俺、恋のキューピッドってやってみたかったんだ〜。だから、これ使うといいよ」
「？ただのクッキーじゃねぇか」
「うん。まぁクッキーだけど、相手に好きって伝えるための道具の一つ。俺特製のね。味は保証するよ。それを俺が作ったんだって言って渡して。多分今頃教室で一人泣いてる」
「……羽風、か？ありがとな」
零は扉を開けて、教室へ走り出した。
「A＿！」
「っ……ん？……！れ、零！！なんで来たの！知らないって言った……じゃん」
零が私を抱きしめる。
ふんわり、いい匂いがする。
「……ごめんなぁ。昔っから俺は恋愛には鈍感なんだよ。他のことは神様みたいになんだって答えられるんだけどな？」
「……ねぇ、なんでわかったの？今更」
「あ……あー、クラスメイトの奴らがな。俺なー、そう言われたとき慌てて。」
「あ、これ、俺が作ったやつ。開けてみて」
「……わぁ！」
そのクッキーには「好き」という文字があった。
純粋に嬉しい。
零も照れてる。
ほんと、なんだろーな……
「……零、好きだよ」
「！……俺も」
「なんか、変な感じ。」
好きって、悲しいけど、嬉しいね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
自分でも満足いかないけど…
こんなのでよければ！
リクエストありがとうございました
続く (更新停止中)
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いず - ☆メロディ☆＠焼き氷。さん» そうです！文章力なくてすいません…書いていただけたら嬉しいです！！ お願いします！ (2017年8月17日 22時) (
レス) id: 44cb83c429 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆＠焼き氷。(プロフ) - いずさん» ２度目のリクエスト、大変嬉しく思います！承りますが、翠(泉)というのは、翠と泉どっちも、ということでしょうか？ (2017年8月15日 22時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
いず - 再びリク失礼します！！ほぼ同じなんですけど、泉のデレデレと翠（泉）の幼馴染からの告白…的なのお願いします！！ (2017年8月15日 21時) (レス) id: 44cb83c429 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - はい！なんでも良いですよ！！ 書いてくださるだけで嬉しいです！！ (2017年8月13日 11時) (レス) id: ee413df35c (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆＠焼き氷。(プロフ) - 卯月さん» 千秋ですね！中身はなんでもよろしいんでしょうか？ (2017年8月13日 0時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆メロディ☆
作成日時：2016年12月17日 12時
