11./大好きのパレード*Syuger様リク ページ24
今日は私が勇気を出して告白する日。
私の片思い相手は…２年生にして最近大人気の男性アイドル、朔間零！
同じ学年なんだけど、留年してるから事実上はいっこ上。
同じクラスで会話できるくらい仲はいいんだけど……
やっぱり勇気を出して普通に告白するのは無理なんだよね。
そして今日。今日は調理実習の日なんだよね！
今回の調理実習で作るものはクッキー。零に聞いたら「俺は作れるもんなんもねぇから、参加せずにお前らが作ったもんだけもらうよ」って言ってる。
これはチャンス！とばかりに私は今日のためにずっと家でクッキーを作って味見してを繰り返してきた。
今日こそは想いを伝えなきゃ！
「えー、みなさん。お昼後は調理実習ですが……小麦粉を買い忘れてきてしまいましたので、調理実習はまた今度に＿」
今度？折角今日まで頑張ったのに。勇気を出して今ここにいるのに、中止！？
「せ……先生！私…私買いに行きます！」
「えっ！？森谷！？」
ちょうどお昼休みのチャイムが鳴ったとき、私は思わず教室を飛び出していた。
学園から出て近くのスーパーへ。大き目の業務用小麦粉を抱えてダッシュでレジに向かう。
想像以上に結構お金かかったけど、そんなものへっちゃら。
小麦粉を袋にも入れずまたダッシュで学院に戻ると、クラスには先生だけが椅子に座って貧乏ゆすりをしていた。
「あ、森谷！どこへ行っていたんだ、買ってくるだなんて……」
先生は私の手元を見て固まった。
「なんで……なんでそこまでして買ってきたんだ！ほら、代金は何円だったんだ？返して……」
「結構です！
私が……私が作りたいためだけに買ってきたので！」
______
「それでは、調理実習を開始する！」
私は練習通りにしっかりクッキーを作る。
零、喜んでくれるかな……？
「……ここまでは……」
ぶつぶつ言いながらクッキーを作る。
あっ、いけない。料理するときは笑顔で作るとより美味しくなるのよね！
にっこり笑いながら生地を冷蔵庫に入れた。
このまま30分待機……。待ってる間にオーブンの予熱とアイシングづくり。
なんだかんだですぐ30分。
後ろのキッチンに目をやると、案の定、零は椅子に座って他の生徒のお菓子作りを見てる。
頑張ってるみたいだけど、男子には負けない！
女子として意地でも女子力見せてやる！
「おーい、お前らー。2時間経ったぞー。」
教師がいなくなり、陣先生がドアから顔を見せる。
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いず - ☆メロディ☆＠焼き氷。さん» そうです！文章力なくてすいません…書いていただけたら嬉しいです！！ お願いします！ (2017年8月17日 22時) (
レス) id: 44cb83c429 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆＠焼き氷。(プロフ) - いずさん» ２度目のリクエスト、大変嬉しく思います！承りますが、翠(泉)というのは、翠と泉どっちも、ということでしょうか？ (2017年8月15日 22時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
いず - 再びリク失礼します！！ほぼ同じなんですけど、泉のデレデレと翠（泉）の幼馴染からの告白…的なのお願いします！！ (2017年8月15日 21時) (レス) id: 44cb83c429 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - はい！なんでも良いですよ！！ 書いてくださるだけで嬉しいです！！ (2017年8月13日 11時) (レス) id: ee413df35c (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆＠焼き氷。(プロフ) - 卯月さん» 千秋ですね！中身はなんでもよろしいんでしょうか？ (2017年8月13日 0時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆メロディ☆
作成日時：2016年12月17日 12時
