きらってる?いいえ、これも一種の愛情表現です。【黒バス】

愛情表現７、 ページ9

「玲央さーん!」


「Aちゃん!まってたわよー!」


あ、ちなみに玲央さんは私の一つ年上の中２


なんで中二でオネェに目ざめたかと言うと、私が「女々しい男の子って可愛いですよね」といったことが原因だろう


ちなみに私は女々しいショタ系の男の子が好きだ。


そしてIbのギャリーさんも好きだ


メアリーちゃんも好きだ


ロリショタが好きだ


「ついたわよ」


「あ、はい」


考え事で時間が過ぎるとは恐ろしい


こういうのが時間の無駄って言うんだな


ﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯｷｭｯｷｭ


体育館からはバスケットボールの音と、バッシュの音が聞こえる


この音は好きだ


いつも聞いてるけど飽きない


飽きさせない


「じゃあここで見ててね。私も参加してくるから」


「はい、頑張ってください」


「ええ」


なんかオネェにしちゃったの悪かったなーと思いながら、練習を見ていた


(ていうか……なんかめちゃくちゃでかい人がいる。玲央さんよりも)


玲央さんは１７６ｃｍくらいあるけど……


あの人は１８７くらい、あの人はちっちゃめだね１７３くらいかな


私よりはでかいけど(152cm)


あの人猫目だなぁ。おっきい猫ちゃん


１７８ｃｍくらいの猫


ﾋﾟｰｯ


「休憩でーす」


そうしてﾜﾗﾜﾗと集まってくるバスケ部の人


色んな人が「え、この子誰」とか「可愛い―」とかいってくる


最後の人目ぇ腐ってますよ


でもいいなぁこのマネージャーさん、幸せそうで


「貴方……だれですか?」


「え?」


私に声をかけてきたのはさっきの173cmの人


麻呂眉が特徴な


「あ、えと。玲央さん……実渕さんの練習を見に来たんです」


「そーよ、私のお友だち!」


「玲央さん」


「実渕さん……」


あれ?知り合い?


あ、そうだよね。同じバスケ部だし


「実渕の知り合いかー?」


「うわぁっ!」


後ろから誰かに手を頭に乗せられている


だれ?


上を見上げるといたのは


「俺木吉鉄平。よろしくな」


さっきの187cmさんだ。


身近でみるとやっぱりおっきい


「あ、山田Aです」


「地味な名前……」


麻呂眉173cmさん、実は猫被りですよね


私耳には敏感なんです


「地味ですみません。そう言う家系なんです」


「!?」


ああ、聞こえてたことにびっくりしたんだな


だって私だって少し小さい声だなって思ったくらい小さい声だったもん

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