きらってる?いいえ、これも一種の愛情表現です。【黒バス】

愛情表現１９、 ページ21

これで過去のお話は終わり


感傷に浸ってる間にコンビニでゴリゴリくん買って和成んちなう


うん、といっても私の家の隣だけど


私が311号室で、和成が312号室


(どうでもいいや、はいろう)


「ででででっででーん、あーいーかーぎぃー」


某猫型ロボットアニメの効果音を使って、和成んちの合鍵をバックから出した


最近私の性格がおかしくなってる気がする


この前は冷静ビューティフル美少女だったのに


……


ｺﾞﾎﾝ


この前は冷静平凡少女だったのに


今じゃボケ担じゃマイカ


……









「たのもー!」


「ごぼっなｈすぁｆｄｓｆ!?なぬれここいんらよ!」


合鍵で和成の家のドアを開けると牛乳をラッパ飲みしている和成がいた


何だ元気そうじゃないか


(ゴリゴリくん和成の目の前で踏みつぶしてやろうかな)


やめよう、食べ物の恨みは怖い


「えっとねー、ゴリゴリくん届けに来た。和成休むの久しぶりだしお見舞い」


「……おう」


「あるぇ〜?お顔が赤いです事よ和成さん〜」


「るっせぇ!良いだろ別に!!」


「ほらほら素直になりなよ、嬉しかったんでしょ?ｗ」


「嬉しくねーよ!!」


「嬉しかったんでしょ?」


「……あーそうだよわりぃか!」


「いーえ、ママも和成くんが大きくなって嬉しいよ」


「誰がママだバカ」


「私だアホ」


「「うぅぅうぅう!!」」


やばい、笑みが浮かんできた


和成とこんな風に話すの久しぶりだし


あんなに冷たい和成はいない


なら夢でもいいから独占しちゃおう




「ねー、久しぶりに和成の部屋行きたいー」


「はぁ!?嫌お前、もう俺達中学生だし」


「なんでよ、私和成好きだしいいじゃん」


恋愛面では見てないけどね


「恋愛面じゃなくて友情面だろ」


「ばれたか……てへぺろんぬ」


「可愛くねーよ」


「そこはお世辞でも可愛いって言ってよ」


「ハイハイカワイイデスネー」


「棒読みじゃん!」









この前までの和成が嘘みたい


なんであんなに冷たかったんだろ


「兎に角レットゥゴォー!」


「発音ちげーよ」


「るせっ」


「英語２のくせに」


「くそぉ、お前５とかありえん。アメリカ行って来い」


「なんでだよ」


「なんでもだ、ほらいってこい」


「世界地図から行けると思うか?」


「プリキュアでは行けたんだ、行けるはず」


「それプリキュアちゃう」


「なんで関西弁やねん」


「お前ヘタやねん」


「うるさいやねん」


「それ違うねん」





なんだこのカオス

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