きらってる?いいえ、これも一種の愛情表現です。【黒バス】

愛情表現１８、 ページ20

「う、うわぁぁぁぁぁ!」


どうも、山田です


あれ、何かデジャブ


まぁそれは置いといて


何で叫んだかと言うと、この前と違って嬉し叫びでね


めったに見れないリナリアがこの家に咲いてるんだよ!


凄いなー、栽培は難しいって噂なのに


「ねぇアンタ何してんのー?」


「!?」


あ、もしかしてこの家の住人さん?


やばい通報とかされちゃうかな!?


「えっと、この花を見てたんですすみません!」


なんか脳裏にキノコが掠った。なんでだ


「へー、それ母さんが育ててるやつ。なんかエデ……なんとかにするんだって」


「エディブルフラワー!?凄いですね」


「食べれるなら何でもいいや」


「そうなんですかｗ」


「んーちょっとまってて」


「え?」


今気付いたけどこの人おっきい。１８０くらいあるんじゃない!?


ていうか家の中入って行っちゃったけど私どうすればいいんだ


あの人どっかで見たことある気がする


なんかコンビニで……


あ！あのコンビニでまいう棒を大量に買ってた人だ!


お金あるのかな、とか思ってたけど……まさかこんな豪邸に住んでたとは


ちくしょう、爆発すればいいのに


ﾊﾞﾝｯ


「ｄがういｂ!?」


びっくりした、爆発すればいいのにって言ったから本当に爆発したのかと思った


「遅くなってごめん。はい」


「ええっ!?」


巨体くんが差し出したのはリナリアとその他エディブルフラワーに使える花


「私に、くれるんですか?」


「うん、母さんに言ったらぜひって」


「本当ですか!?ありがとうございます!


ってあれ?」


巨体さんが着てる制服


「その制服……って」


「帝光中の。俺帝光中３年の紫原敦、見かけたらよろしく」


「お、同い年ぃ!?」


私よりめちゃくちゃおっきいのに……!


見上げないと顔見れないのに……!


同い年!?








ふぅ、いったん落ち着こう


まずは自己紹介からだね


「同じく帝光中３年の山田Aです。よろしく」


「あららー同い年?ならまた会えるかもね―」


「うんそうだね!あ……そうだ。お礼にいいこと教えてあげる


リナリアの花言葉は「私の恋を知ってください」


だからさ、紫原君?に恋してる人がいるんだよ。きっと


だから、がんばってみつけてみなよ!


じゃーありがとねー!」


忘れてた、今日は雪見塩大福の新種発売日ではないか


いそげ!!









「なんだ、俺の事好きだったなら言えばよかったのにー」


彼が呟いていたことを私は知らない

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