きらってる?いいえ、これも一種の愛情表現です。【黒バス】

愛情表現１５、 ページ17

＿過去編＿



ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


「ヤバい急げぇぇえ!」


私、山田Aは昼休みに購買でパンを手に入れるために廊下を全力疾走していた


私が今日食べたい気分のパンは”春のめろんぱん”だ


メロンパンをひらがなにしてるのが可愛い


だがそれはとっても人気なので手に入れにくい


ってことで全力疾走中なんです









「ふぅ、二つもゲットできちゃった」


幸せに満ちた顔で私は賑わう廊下を早足で歩いた


他のパンもゲットできたため、スキップをしだして、変な目で見られる


ちょっと恥ずかしい


ﾄﾞﾝｯ


誰かにぶつかってしまったようだ


「あ、ごめんなさ……赤司君?」


「すまない……あ、山田さん」


隣のクラスの赤司君だ


ゆうちゃんが好きだって言ってた


確かにカッコいいよね、好きとかではないけど


どっちかっていうとギャリーさんが好き(この時もIb好き)


そういえば、赤司君の髪の毛ってツツジみたいだよね


ツツジってピンクや白を思い浮かべる人いると思うけど実は赤もあるんだ


知ってると思うけど……笑


「赤司君の髪ってツツジみたいだよね」


「?どうしてそうおもうんだ」


「ほら、赤いツツジあるでしょ?それと髪の色が似ているし。それにツツジってね

「自制心」
「節制」
「愛の喜び」

っていう花言葉があるんだ。素敵でしょ?









赤司君にも笑顔になれるような愛せる相手が出来るといいね」


私はやってしまった


また語ってしまった、と


急に恥ずかしくなって


「じゃあね」とだけいってその場を離れた


恥ずかしかったー









「愛の喜び、赤いツツジは恋の喜び。


そうか、山田は俺の事を好きなんだな









なら俺も好意には答えなくてはな」



赤司君が急に話しかけてきたのは次のお話







次は青峰くんのお話


またお花絡みだよｗ

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