【NARUTO】美少女は、いろんな意味で最強です。

32話 ページ33

ナルトおいて来ちゃったな〜。

絶対怒る。

「何で俺を置いてったんだってばよー！」

とか言って。

だからといって疲れてるところを引きずって橋まで連れてきてももしもの時意味なさそうだもんな〜←

【ザワザワ】

なんか嫌な予感がする

・・・まさか！

【サーーーッ】

来た！

「やれやれ、また奴らがお出ましのようだね！

皆！

気をつけろ！」

「あーらあらそこのクソガキなんてまだ怯えてんじゃないの。

可哀想に。」

怖くない。

まぁあの時に比べたら、ね。

「武者震いだ！」

「水分身の術！」

【ボワワワン】

おっ早速出してきたな。

・・・けどサスケなら大丈夫。

「」ｻﾞｯ

「おー、あの水分身はオリジナルの十分の一の力だが、それをあっさりと・・・

強敵な好敵手出現ってとこか？白。」

「・・・そうですね。」

あ、あの人ナルトが綺麗なお姉さんと勘違いしてた人と同じ臭いだ。

ふーん、白っていうんだ。

「・・・それにあの少女は僕より強いかもしれません。」

・・・ん？me？

「ハハハ、ナニヲイッテイルノカナ？

ワタシハタダノゲニンデスヨ。

ツヨクナンカアリマセンヨ。

アナタノキノセイデスネ。」

「いいえ、並の下忍なら僕の変装を一発で見破ったりなどはできません。」

・・・しまった。

私が音風一族の生き残りだとばれてはいけないのに

・・・そしたらみんなと一緒にいられなくなるかもしれない。

なにせ音風一族は『無限のチャクラ』を持っている。

それゆえ一族全員が常に狙われる。

そうなると必然的に一緒にいる人も危険に見舞われる。

だから、みんな私達から離れてゆく

・・・それだけは絶対に嫌だ！

孤独は苦しい・・・つらい・・・怖い・・・

「Aっ！」

サスケ！？

「うわっ！」

目の前に手裏剣が！

危ない危ない。

そうだよね。

今は実戦。

即ち命をかけた戦い。

私はみんなを守りたい。

嫌われたっていい。

それでみんなを守れるなら軽いことだよ。

私は・・・

ゴチャゴチャ考えるのをやめる！

意志があれば何だってできる！

『みんなを守りたい』

という意志があれば良いんだ！

私の忍道を行ってやる！

「魔鏡水晶！」

「何だっ！？」

あ、ヤバイ！！！！！！

あの術は！

「サスケ！！！！！！」

【バッ】

「A！？」

あ・・・

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