4話 ページ5
先「Aさんと藤四郎さんね、後で呼ぶからちょっと待っていて。」
そう言うと、女性は何処へ行ってしまった。
「ずおくん、ずおくん」
鯰「どうしました?」
先程まで周りを物珍しそうに見渡していた鯰尾が振り向いた。
「どうやらね、ずおくんと私同じクラスじゃないらしい。」
鯰「え!?政府が云っていた事と全然違うじゃないですか。」
「そうなのだよ。だからね、いざと云うことがあったらこのお札で呼ぶからすぐ来てね。」
鯰「分かりました。」
見せたお札をしまうと、ドアの方から声がした。
先「Aさん、藤四郎さん教室を案内します。」
ソファから立ち上がり、声を掛けた先生について行った。
教室で鯰尾と別れた。
先「では出てきてくださいと言ったら入ってきて下さいね。」
「はい」
そう云い、その先生が教室に入りホームルームをはじめた。
出てきて下さいと聞こえたので、ドアに手を掛け教室に入った。
入る途端、大勢の注目を集める。
当たり前だろう。
こんなもの珍しい髪色と左目に包帯ぐるぐる巻きなんだから。
教卓の前に立ち、正面を向いた。
全員の視線が見て分かる。
「五条Aです。」
何故苗字が五条かと云うと、昨日ジャンケンで鶴さんが勝ったからである。
先「五条さんはあの窓際の席に座ってね。」
言われるがままに指定された席に腰を下ろした。
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紅羽(プロフ) - 森田菜々子さん» 申し訳ありません。私は余り鋼の錬金術士に詳しく無く、口調や設定などで色々と不快にさせてしまう可能性がありますので、できません。ですが、私の知っているものであれば頑張ります。本当にすみません。 (2018年9月2日 21時) (レス) id: 63296c47b9 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - お願いあるんだけどいいですかな?ぬらりひょんの孫のキャラ×メイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンはぬら組で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2018年9月2日 21時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅羽 | 作成日時:2018年4月7日 23時