奴良リクオの同級生は審神者

33話 ページ40

首「なんという…おぞましき妖気…」
Aの顔がいつもより深刻な顔になる。
刀剣男士達も警戒する。

雪「え…？あれって…リクオ様の学校の…」
「……まさか…」
玉章の前に由良が立つ。

由「待て！そこの妖怪！！人を害する事はこの私が許さへんで！
たんろ！ろくそん！いくで…全式神出動や！！」
札から鹿と犬が出てくる。
が
式神はあっさりと消される。
由「え」
その次の瞬間由良の口に刀を寸止めで突き刺す。

玉「何のつもりだ…？ん…？」
由「あ…あぅ…あ…」
リクオが玉章の顔を切りつける。
玉章の面が片方吹き飛ぶ。

リ「死ぬぞお前、下がってろよ。」
由「……ハッ。お、お前は妖怪の主……！！なんでここに…」
リ「言ってる場合か。A」
「鳴狐〜」
鳴狐が由良を抱えAの所に置く。

由「何すんねん…って！五条さん！？何でここに！？」
「やあやあ、詳しいことは後でね。それより口大丈夫？」
あまりにも色々な事があり過ぎて由良の頭は大混乱である。

リ「玉章…それがてめぇの…百鬼夜行……ってのかい。」
玉章が斬りかかる。
玉「そうだよリクオ君…素敵だろ？ボクの百鬼夜行は…」
リ「魑魅魍魎の主ってのは骸を背負う輩のことじゃねーんだよ！」
二人が異様な雰囲気を漂わせる

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