奴良リクオの同級生は審神者

24話 ページ30

薬「よう、旦那」
Aさんの隣に白衣を着た少年がいた。
山「どうだ？様子は」
薬「あぁ、大丈夫だ。さっきまで感でマリカーでおれっちと遊んでいたからな。」
山「何……！？」
隣で青年がお腹をさする。

「……だぁれ？」
先程まで寝ていたAさんがこちらに顔を向ける。
その時、猛スピードで誰かが走ってきた。
鯰「主ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！」
薬「ふんっ！」
鯰「ぐふぅ！」
リ「あ、粟田口さん！？」
鯰「あれ？リクオさんじゃないですか！？」
ムクリと鯰尾が起き上がる。

骨「うるさいぞ兄弟。」
リ「え！？兄弟！？」
蛍「大丈夫？主。」
「う〜ん、蛍丸ぅ〜」
リ「主！？」

リクオの頭の中がキャパオーバーしする。

山「済まない、違う部屋で話をしよう。」
倒れそうになるリクオを支えて言う。
リ「は、はい……」






〈応接室にて〉
鯰「改めて、鯰尾藤四郎と言います。で、こっちが」
骨「骨喰藤四郎だ」
リ「はぁ……」
前には見慣れた顔が居る。

山「混乱するのは仕方ない。俺も、覚えるのに二週間を費やした。」
リ「はぁ、あ、ありがとうございます。」
差し出されたお茶を口に含む。

リ「それで……お話って……」
山「そこまで緊張しなくてもいい。」
鯰「そんな顔しているから怖がられるんですよ！ね！」
鯰尾が山姥切の布を剥ぐ。

山「なっ……！？」
リ「わぁ……」
山姥切の顔が露わとなる。

山「何をする！！」
鯰「ぎゃぁぁぁ！！！」
山姥切が鯰尾にレインメーカーをくらわす

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