10話 ページ11
あの日以来、清継の行動が盛んになり今日はリクオの家に行く事になった。
清「それにしてもうわさにたがわぬボロ屋敷。」
堂々と清継が失礼な事を云うと、門が開いた。
リ「ごめんごめん遅くなっちゃって…」
清「本当に遅いぞ奴良くん！！さっさと案内したまえ！」
心の中できっと誰もが図々しい奴と思っただろう。
私も思った。
鯰「本丸の方が立派ですね！」
鯰尾が周りを見ながら自身満々に云う。
「当たり前だよ。」
私も得意げに言う
清「今日は花開院さんにプロの陰陽師の妖怪レクチャーを受けたいと思います。」
ゆ「そうですね…最初にこの前の人形あれは典型的な付喪神の例でしょう付喪神は打ち捨てられた器物が変化した妖怪…」
鯰尾がシュンとした。
「ちょっと違いますねぇ…」
ゆ「えっ！？」
私の一言に驚いたのか、周りから視線が集まった。
「付喪神とは長い年月を得て物に魂が宿った物…妖怪とはちょっと違う。人を襲ったら別ですけどね。」
鯰尾の頭を撫でた。
シュンとしたアホ毛がピンと立った。
清「Aさんもなかなか詳しいのだね。」
驚いたのか、早口だ。
ゆ「た、確かに…でも中でも危ないのは獣の妖怪化した存在！やつらの多くは知性があっても理性がない非常に危険！」
毛「お茶入りました〜」
先程の空気が一気に壊れた。
女性が出ていくと、リクオが猛ダッシュで出て行った。
その時、私に猛烈な尿意が襲った。
「……ちょっと席外します…！」
鯰「え！？ぼ僕も行きますよ」
そさくさと出ていく私達を皆んな冷や汗を流した。
鯰「まだですかー」
厠の前で鯰尾が叫ぶ。
「ちょっと待っとりなさい」
まさか付いてくるとは…
厠を出て鯰尾のところに行く
鯰「遅いですよーもう、てっきり…」
「なんの事かなぁ？」
鯰「何にもないです」
廊下を歩いていると、後ろから声がした。
ぬ「リクオの友達か？」
振り返ると嫌に頭が長いお爺さんが居た。
「はい、お邪魔しております。」
鯰「どうも」
ぬ「アメいるかい？」
アメも貰った。
鯰「ありがとうございます。」
「リクオくんのお爺様でございますか？」
ぬ「おぅ、リクオと仲良くしてやってな。」
部屋に戻ると誰もいなかった。
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紅羽(プロフ) - 森田菜々子さん» 申し訳ありません。私は余り鋼の錬金術士に詳しく無く、口調や設定などで色々と不快にさせてしまう可能性がありますので、できません。ですが、私の知っているものであれば頑張ります。本当にすみません。 (2018年9月2日 21時) (
レス) id: 63296c47b9 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - お願いあるんだけどいいですかな？ぬらりひょんの孫のキャラ×メイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな？メイ・チャンはぬら組で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2018年9月2日 21時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅羽 | 作成日時：2018年4月7日 23時
