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第13話 ページ15



夢原「こ、ここが…マフィアの使ってる倉庫ですか…?」

なんで私がこんなところに?
というか、こんな事になるんだったらあの女を残しておくべきだった。

太宰「古鳥ちゃん、怖くないかい?」

夢原「じっ…実は怖くて。」

クーナ「それなら下がっていなさい。この場には不要です」

夢原「や。やるし!」

クーナ「それならいいと思います。さて、どうされますか。」

太宰「……うーん、彼処にいる美しい女性じゃないかな。」

広津「お待ちしておりました。武装探偵社。」

太宰「広津さん。」

広津「そこに居る女こそがこの場を荒らしております異能力者。初めは構成員も参加しておりましたが___」

深雪「おそらく、魅了の能力で味方同士でぶつかっちゃってさ〜だからさいっきょうの異能力者を集めたって訳。」

広津「その通りでございます、お嬢。」

深雪「ぶはっ!改めて言わせてみるとやべー。」

広津「……」

深雪「おおっと、説明だね。」

広津「敵もやる気みたいですよ。」

若人「あらあら、可愛い子を2人も連れてきてくれたの?そこの青髪の子と蝶の飾りが似合うわぁ。次は2人からゆっくり選ばせてもらうわ。」

夢原「ちょっと!私は!?」

若人「鏡見なさいよ。何を言ってるの」

深雪「ど正論じゃないですか。」

若人「悪いわね。見えなかったのよ。」

夢原「チッ」

深雪「さ、かかってきなよ。」

ソードを取り出し薄く笑ってみる。

若人「ふん、小娘が。」


深雪「オーバー、エンドッ!」

フォトンで具現化させた刃を若人に向けて斬りつける。
が、何かで防がれた。

広津「深雪!」

深雪「おや、この刃を防ぐか。流石ダークファルス【若人】惚れ惚れしちゃうわ。」

若人「あら。これは最高の褒め言葉ですこと。」

ツインダガーで目の前の小娘を弾き飛ばす

深雪「っ!」

若人「ぐっ!」


クーナ「少し詰めが甘いですね。」

深雪「貴女……」

クーナ「あ、いけない。」

深雪「わざとらしい……ってクーナ!!」

クーナ「……悪いですね。」

太宰「君、大丈夫かい!?」

与謝野「待ちな、妾が診る。」

深雪「少し、打っただけですから。」

広津「ここは探偵社に任せて退きましょう。」

深雪「……うん、役に立たなくてごめんね。」

国木田「あとは任せろ。」

深雪「はい!」

ま、私達じゃないと倒せないでしょうし?

ーー
ーーー

深雪「うまく行ったね。」

広津「はい、行きましたね。」

深雪「さて、高みの見物といきますか。」

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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時

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