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「貴方も学生だったような。僕も行っていいですか? ただここにいても利はありませんし」
「あぁ、いいぜ」
「では、当然行きますよね、クロ?」
「お……オレはここを警備してっから……いってらっしゃい」
「行きますよ」
「拒否権……」
「ありません」
あまり離れるとまずいと判明したばかりでしょうと呟きながら猫姿のクロをひょいと拾いました。
*
「
「吸血鬼と
ヒューの説明はありがたいです。何せ相棒が説明を面倒がってしませんから。
「まあC3などは
「じゃああの眼鏡とかはひょっとしたら……」
辺りを見渡すと、道の端で
「あ、御園の家の双子の……」
「あっ、城田真昼!」
「一人ですか? ……ええと」
「ユリー」
「そちらでしたか」
鉄がユリーの頭に優しく手を置き、
「ガキが一人で夜出歩いたらあぶねーぞ。この辺吸血鬼が出るからな、送ってやる」
「危ないのは確かですが、その子も吸血鬼ですよ」
鉄は親切ですね。
「一人で出てきたんだけど、
「……ユリー達は普段、食事はどうしてるんですか?」
「──? 血のこと? 有栖院のメイドさんたちにもらうよ」
ユリーは何でもないことを説明するように言います。
「お腹が空いちゃったら、家のこととかお手伝いして、そのお礼にって少し血を飲ませてもらえるんだよ」
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革ベルト
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和菓子(プロフ) - とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2020年6月4日 8時) (レス) id: 2236ede8ed (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮(プロフ) - 皐月さん» ありがとうございます!!過去編を追加したのち、続編に行こうと思っておりますので、もうしばらくお待ちいただければ…(^-^; (2019年3月8日 20時) (レス) id: e2cb5510b9 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 面白かったです。更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年3月8日 9時) (レス) id: 4b5b414424 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮(プロフ) - ナナシさん» 遅くなってすみません、嬉しいお言葉ありがとうございます! (2019年2月4日 16時) (レス) id: e2cb5510b9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - 更新楽しみにしてます、頑張ってください!!! (2019年2月3日 18時) (レス) id: a2191ef094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉蓮 | 作成日時:2018年5月8日 18時