小説を書くのって難しい［２］

区切り(諸事情により移動) ページ9

一話一話、どう区切りをつけるべきか。私これ、すごく苦手です。それを考えるには、まずあなたの作品のタイプを知りましょう。

私はあまり気にするべきではないと思いますが。

☆一話の扱い
・一話である程度完結させる
・一話はあくまでも全体の流れの一部である
・一話とか気にしない

はい。

しかし、最初のは占ツクだから通じる、というところもあるのではないでしょうか？ 占ツクの一話一話の文字数短いです。

ちょっと計算してみたら、文庫小説は一枚約七百字前後。占ツクの一話の文字数は、二千四十八字……ですが、これ半角一文字ですよね？ 千二十四だと考えた方がいいでしょう。改行のことも考えれば、もう少し少なめに。

気にするべきではない、と私が思った理由、察していただけましたか？

占ツクの一話は、小説の一ページと少ししかないのです。

コロコロと場面が入れ替わる、群像劇でも区切られるまでにある程度の文字数があります。群像劇の場合、場面のすべてが最終的に繋がり、大きな区切りになります。

ですので、一話、というよりは複数で一つ、と考えた方がいいと思います。

区切りをどうすればいいのか。明確に、こうするべきというのはないと思います。ただ、区切りをアニメの一話の最後として考えるなら、「え、もう少しでいいから見せて！」と思うところで切ってしまうのがいいかと。

注意してほしいのは、キリが悪いところで切るのと上記の方法は違います。

読者を焦らすのです。続きが気になる、と思ってもらえるように区切る。区切りすぎても、区切らなすぎても、逆に読みづらくなったりします。

大きめの枠なら特に、キリのいいところで区切るのも、見やすくて、後腐れなくていいと思います。

☆避けた方がいい区切り方
・いきなり全く関係ない描写を始める
混乱しやすいです。

・困惑するような視点切り替え
「え？ それいる？」と思われるかもしれません。

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