【バンドパロ】from stray dogs

8:星屑 ページ9

翌日、皆に早速提案をした。

『スターダストっていう意味はね、日本語で"星屑"って言うの。何だか、情報に寄るとそのライブハウスでは、新人バンドマン達が星屑の様に集まってきて、そしてライブをするんだって！』

興奮気味で言った為、皆分かってくれるか心配だったけど、後で敦が

｢纏めると………そのライブハウスは、新人バンドマンが、星屑の様に集まってそれでゆくゆくはデビュー………という所なんですよね？｣

『そーゆーこと！』

もう一つの理由は、私の大好きな高校生バンド"Sugar"が其処でやってたからということもあるんだけれど。

『皆は、如何………?』

四人に尋ねると、皆異議無しの様だった。

1番ワクワクしているのは、龍之介と中也。

もう早速、それぞれの担当の楽器を担いでいる。

｢本当、君達二人は気が早いねぇ。まだ、Aはライブハウスの予約をしていないのに。｣

二人の様子を嘲笑うかの様に言う治。

このままだと、中也が怒りMAXで治を殴ろうとするに違いない。

『治も、余り挑発すんなよーっ。』

軽く、注意をしておいた。

その方が、治の身の為だし。

『じゃあ、私はライブハウスの予約をしてくるから。』

四人に一言掛けると、皆一斉に頷いた。

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