【HQ】 烏養さんの妹はバレーに関してはすごい女の子!?!?! ４

１４４話 【どっち?】 ページ2

--Aside--


蛍に話を聞こうとしたけど、今はそのタイミングじゃないと思った私は、芝生に三角座りをし顔を伏せた




蛍はバレー好きでやってるんだよね?

翔陽の事をライバル視してるのかな?

でも、そんな素振りは見せないし…

うーん…

このままじゃ蛍はいいプレイできないんじゃ…




「…い……おーい、Aさんやー!!」

『ッ!! は、はい!!……ッ///』



顔を上げると、目の前に貴大先輩の顔が




『た、貴大先輩…どうかしましたか??//』


花「お、やっと気づいたか!!(ニッ」


『えっ…そんな何回も呼んでましたか??』


花「まぁなw で、大丈夫か??」


『大丈夫って……何がですか??』


花「いや…顔伏せてたから、体調でも悪いのかと思ってな」




あ…そういう事か…




『大丈夫です!! ちょっと考え事してただけなんで!!』

花「ならいいんだけど……ま、何かあったら言えよ!!(ニッ」




そう言って貴大先輩は私の頭を撫でる




『心配をおかけしてすみません』


花「そんな事…「気にしなくていいんだよー!!」…及川!!」


『と、徹先輩///』




朝の告白の事があるから、抱きつかれると流石に照れる///

しかも後ろからって///




及「仲間なんだから、心配するのは当たり前だよ!!」


『あの...なんで抱き...「何してんだクソ川!!』...一先輩』


及「何って、可愛いAちゃんを抱きしめて...岩「離れろ」...ボール構えるのやめて!!」





徹先輩はゆっくりと離れ、私の隣に座る





うー...まだドキドキしてるよ///





及「で、体調は崩してない??」


『だ、だだ大丈夫です!!』


岩「何でそんな動揺してんだよ??」


『動揺なんてっ...してないです!!』


及・花｢｢...。｣｣


「いや、どう見ても動揺してるだろ!!」


『い、一静先輩まで何言ってっ...』






落ち着け私!!

合宿の事だけを考えろ!!

ここで心配かけたらダメだ!!





『本当に元気なんで、大丈夫です!!』


岩「ま、本人がそう言うなら...でも、何かあったら言えよ??」


『はい!! あ、そういえばこの後は音駒と青城でミニゲームですね!!』


及「烏野は負けたみたいだし、俺達が勝ってお手本を見せないとね!」





この場合、私はどっちの応援をすれば??

今日は音駒の臨時マネだし...

でも正式には青城のマネだし...





花「で、Aはどっちを応援するんだ??」


『私も今どうすべきか考えちゃいました』




さーて...どうしよう...

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