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金城と福富がサイクリングから帰ってきた。

福「貴重な練習の時間を割いてもらって感謝する。」

金「気にするな。春原良かったら福富と少し話をしたらどうだ?元チームメイトだろう。」

「うん。」



この鉄仮面となんの話しをしろと??金城〜


「温泉まんじゅうありがとうね!」

福「お詫びの品だしな。どうだ?こっちの生活には慣れたか。」

「もう1年も住んでるし、いやでも慣れるかな笑、でもちょっと地元が恋しい笑笑」

福「そうか。」





「あのさ福富…隼人いや新開はさ元気 …かな?」


福「ああ。だがヤツは今試練の真っ最中だ。そしてそれを克服しようとしている。
来年のインターハイには間に合わす。来年の俺の作る最強チームにはアイツが必要だ。」




「試練…そっか。
あ、そうだ。福富!頼まれごとしてくれない?」


自分のポケットから最近お気に入りの梅味の飴をだし、袋に落書きする。


「これ新開に渡しといてくれないかな?
それと絶対私からって言わないで欲しいんだけど、、」


福富は何故だって顔をしたけど、受け取ってくれた。


関係を壊したのは私なのに、ちょっとでも彼に干渉したくなる自分が、嫌になる。






1年前のインターハイの結果から、福富率いる箱根学園はきっと凄いチームを作ってくる。
そこにはきっと彼もいて…。
もう関係の無いはずなのに。


「なぁ?」

「おい?」

田「おい、春原聞いてんのか??」

「え、なに!?」

巻「完全に意識ここに在らずだったっショ」

「ゴメンて!去年のこと思い出してて、3人でめちゃくちゃ慌てたなって」

田「あんま思い出したくねぇな」

巻「ショ」


「で、なんの話しだった?」

田「エースの金城を今度こそ1番で送り出してやりたいって言う俺の名言!」

鳴「はる先輩!←春原だから)おっさんめっちゃキメ顔で言ってましたよ!!!」

「それは見たかった。」

田「鳴子ー!!!」







焼き付ける太陽の中今年のインターハイがついに始まる。

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作者名:moko | 作成日時:2021年2月12日 0時

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