TALE5 ページ5
その後、他愛ない話をしながら擂鉢街の中をウロウロして居た
気付けばもう昼時
『あっ、もうすぐキャラが帰って来る!』
中也「もう帰んねぇといけねぇのか」
『うん、同居人がバイトから帰って来るんだ』
中也「そうか。俺もそろそろ仕事に戻らねぇとな」
『じゃあまた機会があったら』
中也「おう、じゃあな」
お互い手を振って帰ろうとした
中也「あ、ちょっと待て!」
何故か呼び止められてしまった
中也「手前、苗字は?」
『ああ、そんなこと。ないですよ、孤児なんで』
中也「そうか…ちょっと気になっただけだ、忘れてくれ」
そんな引っかかる言い方をされてもなぁ…
疑問を抱きつつも手を振って帰路に戻る
『かっこいいなぁ…彼奴を思い出してきた』
________________
Aがある人物に思いを馳せている頃
中也「A…」
中原中也は少し考え込んだ後、携帯を取り出した
中也「首領、俺です、例の怪物のリストに載っている一人と接触しました…
ええ、このまま此方へ誘導していきます…では」
電話を切ると、暫く俯いていた
中也「悪いな、A…仕事なんだよ」
___SANSside___
サンズ「…A?」
俺は聞き覚えのある名前を耳にした気がして立ち止まった
パピルス「兄ちゃんどうかした?」
パピルスが俺の顔を覗き込む
サンズ「いや、何でもない。」
パピルス「じゃあ早く行こ!またアンダインに怒られる!」
サンズ「ああ、そうだな…」
俺達はこれからアンダインと合流して、武装探偵社とやらに行く
ここ十数年間ずっとAを探しているにも関わらす、一向に見つからないので
ニンゲンの力を借りようと言う訳だ
パピルス「タンテイシャのニンゲンってどんな奴なんだろうな!」
サンズ「さぁな、会ってみれば分かるだろ」
すると煉瓦造りの建物の外壁に寄り掛かるアンダインを見つけた
アンダイン「おい貴様等!五分遅刻だぞ!」
パピルス「ごめんアンダイン…」
サンズ「おー悪り」
一通り説教を受けたところで、探偵社に向かった
パ「で、タンテイシャってどこだ?」
ア「この建物の四階だそうだ」
アンダインは煉瓦造りの建物を指差した
建物の中に入ってエレベーターに乗る
ドアを閉めようとした所で、情けない声が聞こえた
?「あーっ!!ちょ、ちょっと待ってて下さいっ!乗ります、乗りまぁあす!!!」
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すー、 - 文スト×アンテ!?発想の天才か… (2021年11月24日 16時) (レス) id: afa1133b59 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» ありがとうございます! (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» 神作品なんて初めて言われました (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 久しぶりにアンダーテールの神作品を見た!!面白いです、頑張ってください!! (2019年10月4日 23時) (レス) id: d9c85b7b29 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - 腐った草さん» ありがとうございます!!!丁度コメント欄が寂しかったんですよ・・・! (2019年8月19日 12時) (レス) id: 128ab8f1ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chizomeと___。 | 作成日時:2019年8月9日 19時