【歌い手】とある小さな物語【短編集】

月の言葉 【天月】 ページ5

Aside

今日は流星群が見れるっていう日

まぁ私の頭には彼氏の歌の冒頭が流れるけど

天「早く流星群流れないかな？

きれいだろうね！」

貴「そうだね、でも今出てる星だって綺麗だよ？」

あれ？なんかさ”星が綺麗ですね”ってあったよね

意味は普通のだけどまぁわかんないでしょ

気にしないでおこ

貴「あっ！始まったよ！」


天月side

貴「今出てる星だって綺麗だよ？」

それは”星が綺麗ですね”っていう意味かな？

それとも意味なし？

貴「あっ！始まったよ！」

その言葉と同時に流星群が流れ始めた

天「すっごくきれいだね！」

貴「そうだね！写真とろーっと！」

あれは意味なしの言葉っぽいな

天「ねぇ、A！月が綺麗ですね」

今は好きしか言えてないけど

周りくどくならないようにまたちゃんと言うからね

貴「……………い」

だから今は聞こえないフリをします









貴「死んでもいい」

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