[カゲプロ] メカクシ団と出会ったのは、マリーにそっくりな能力2つ持ちの狐の子で、リケジョだったようです。ぱーと2

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ヒビヤside

貴方「ヒビヤ君、どしたの？ww私の話に感動しちゃったのかなー？www」

ヒビヤ「…うっさい！っていうか、そんなさっぶい台詞、本当にその子が言ってたの？」

貴方「言ってたよ。あとヒビヤ君、しれっと馬鹿にしてるけど、そいつもう高校生くらいだよ？言っちゃおっかなー」

ヒビヤ「…別に良いよ。おば…モモも高校生だし？一応」

そこまでいって、僕は自分の鼻先についた冷たいものに気がついた。

ヒビヤ「…雪だ」

貴方「おー、この時期に雪かー。早いねー」
※大体12月前半

ヒヨリが小さい頃にも雪が降っていた。
目の前に、まだ幼いヒヨリがはしゃいでいる様な気がした。

ヒビヤ「…観覧車…そうだ、観覧車乗りたい。Aさん、観覧車、一緒に乗ってくれる？」

貴方「え？急にどうしたの？ヒビヤ君。…ま、ここの観覧車結構有名だし、まだ乗ってないし、いいよ。でも、キドさん達には内緒ね。…じゃ、いこっか」

そう言ってAさんは手を差し出した。
僕はその手をぎゅっと握りしめる。

貴方「よし。じゃ、走るよ」

その瞬間、肩が外れそうな衝撃と同時に、
僕の周りの景色がギュンッと音をたてて、過ぎ去った。

ヒビヤ(速っ…！)

…そういえばこの人、めちゃくちゃ足速かったっけ。

そういえばパワーもそうだ。この前、メカクシ団で腕相撲大会やったときも、コノハといい勝負だった。
…まあ、そのときは机にヒビが入って中断したけど…。

運動神経のいい天才発明家の、狐の子。

ヒビヤ(本当に謎の多い人だなあ…)

そうこうしているうちに、目の前に観覧車がそびえたっていた。

貴方「…さぁ、着いたよ。」

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