26.男の照れ隠し ページ29
貴「いいか!蔵ノ介!可愛いっていうのはあいつらのようなことを言うんだ!!
すっごい可愛いだろっ!私はあの笑顔で何度気絶仕掛けたか」
と、私は走り回って遊んでいる恵瑠たちのほうを指さす。
そしてもう一度蔵ノ介の顔を見るとなぜか真面目な顔をしていて。
蔵「A、お前………危ないやつやったんやな」
と、私の肩に手を置いてくる。
本当にあまりにも真面目な顔で行ってくるものだから
貴「真面目な顔して変なこと言うなアホ!
本当のことやけどっ!」
と言いながら私は蔵ノ介の頭を軽く叩く。
蔵「痛いやないか、ってか本当のことって、自覚あるんかい!」
そしてまたなぜか笑いがこみ上げてきて今度は2人で大笑いした。
貴「ごめんごめん、でも、私が可愛いとか絶対ない、それを言ったらく蔵ノ介のほうがすっごいかっこええと思う。」
と、まだ笑い気味に言うとなぜか急に蔵ノ介が静かになった。
なんだと思って顔を見ようとしたけどなぜか後ろを向いている。
貴「何?どしたの蔵ノ介」
そして顔を見に行こうと顔のほうに行くが、うまく避けて顔を見せてくれない。
なんかイラついてきて私は蔵ノ介の肩を掴み無理やり顔を見る。
貴「なんだよ蔵ノ介、顔、真っ赤じゃん」
本当にその通りで顔が真っ赤っかなのだ。
そういうと慌てた様子で
蔵「Aがかっこええなんて、変なこと言うからや!」
貴「本当のことやもん、蔵ノ介、カッコイイよ」
と、私は満面の笑でまた同じことを言う。
すると蔵ノ介は余計に顔を赤くして、もうええわ、と言った。
何がもうええのやら。
白石母「そうや、今日まだ昼ごはん食べてないんやろ?どっか食べに行こか」
と言う声が部屋に響き渡る。
その声で私は無意識に時計に目をやると、午後3時、もう昼ごはんというような時間ではない。
それから数十分後、みんなで車に乗ってレストランに到着。
なぜレストランなのかと言うと、私達が特に食べたい、というものがなかったので、ならいろいろあるレストランに行こか、となったのである。
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なんか白石君、姉とか妹とかいるけど、ちょっとそこはいないっていう設定でお願いします。
あとなんか言葉使いとか似てないとか、なんかおかしいとかあると思うんですけど、そこもスルーして頂けるとうれしいです。
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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時