照らさないで、スポットライト。 (ページ1)

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Prolog ページ1

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「なんで...どうして...」

昨日までは私の事を照らし、光り輝いてた舞台が今日となっては眩しすぎる。

こんなはずじゃなかった。

どこで間違えたんだろう。

「キミには悪いけど、これも革命の為に必要だったんだ。」

…...あぁ、そうだ。
皇帝の手を取った瞬間から全てが歪み始めたんだ。

仲良くしていた仲間達は次々に倒れ始め、次は私の番。

お姫様はハッピーエンドがお似合いだって言って声を掛けてきたのはアナタでしょ？

.....何が姫だ。私は所詮、コイツにとって使い勝手の良い駒に過ぎなかった。

皆からお姫様と呼ばれ、光輝いていたお伽噺のような世界は、一夜にして崩れ去ったのだ。

お姫様なんかじゃない私のステージじゃ、誰にも楽しんで貰えない...!!!

____誰も楽しませられないこんな私が、ステージに立つ意味って何？？

「ごめん、みんな...。ごめんね...。」

天使達を照らし続けるスポットライトから逃れるように、姫は夢ノ咲学院から姿を消しましたとさ。

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姫が楽園へと導かれる前の記憶。

スポットライトから逃れた姫は現在__