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「もおぉぉぉ、やっぱり!日和が時間に間に合うはずがないもん!どうせ買い物してたら時間過ぎてたんでしょ!?」





「大正解!!うんうん、ぼくの事わかってくれてるね!!さすがプロデューサー!!」








普段こんなに大声で喋らない私が捲し立て上げてる言葉を日和はいつもの調子でサラッと流していく。




なんなのなんなのなんなの〜!!!!










「こんな事でプロデューサーだって認められても嬉しくないわ!!Eveは時間が守れない怠惰なユニットだ〜って思われたらどうするのよ!!」






「実力で証明すれば問題ないね!!」






「そういう問題じゃないの!!!」









日和と話すといつも私のペースを乱されて、柄にもなく大声をあげちゃったりする。





本当にらしくない。




余裕綽々な雰囲気を纏う、どこかミステリアスな女の子で居たかったのに!!!










「はぁ、あんたと話してると頭痛くなってくる。で、ミーティング終わったんでしょ?次合同レッスンのはずだけど私はどこで合流すればいいの??」





「いや、まだミーティングは終わってないね!!!」





「はぁ??」







ミーティング終わってない??なのに電話出てるって???




ってことは、、







「ミーティング中マナーモードにしないで電話の音鳴らして、更には電話に出たってこと!?本当にばか!!意味分かんない!!アホ!!!!」









私のここまでの心配はフラグだったわけ!?









「ミーティング終わったらまた電話して!!本当にばか!ばーか!!!じゃあね!!!」








日和の返事も聞かずにブツ切りしてやった。







日和の言動全てに振り回されてる私をクスクス笑うように、太陽の光が私をずっと照らし続けている。





いろんな太陽に当てられすぎて、頭おかしくなりそう。










「とりあえず本当に体調悪くなりそうだから、飲み物だけ買いにいこうかなぁ。」










私は考える事を放棄して、日傘をさしながら歩き始めた。












プロデューサーって、大変だぁ。

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厨二病だと最近知った(プロフ) - はじめまして!気になったんですが玲明が玲名になってますよ! (2022年5月2日 20時) (レス) @page11 id: 2b3cbfcb2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天音 | 作成日時:2022年3月11日 21時

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