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一松side
…おかしい……おかしすぎる……。
いやね?自分からついていくってはいったけど俺みたいなゴミクズがAの隣歩いてんだよ……?
明日世界が終わるのか……!?
『一松さんどうかしましたか?』
「一松兄さん早く来ないと置いてっちゃうよ〜。あっ、Aちゃんあれみて〜♪」
「えっ…あ……。」
あれ…?いつの間にか俺はAの隣を歩いてなく、置いてかれていた。
女一人、男三人だから一人だけAの隣に行けない……。
でもまぁ、俺には刺激が強すぎたから良かったのかもしれない。
でも正直に言うと俺だってAの隣歩きてーよ…!!
「一松兄さん?Aちゃん達行っちゃったよ?僕達も行かないとトッティに先越されちゃうよ!」
あ、ほんとだ。
トド松とAは可愛い小物が置いてある店でキャッキャウフフしていた。
俺にはあんなところ行けない……。
てか、今この場所に俺がいる事態どうかしてる……。
「一松兄さん?」
『わぁ、可愛い…♪猫も……ふふ、トド松君見てください。何故か野球ボールとバットまで。…あら?お二人は……。』
「これも可愛い〜♪…ん?ほんとだ、何でこんなところにそんなものも…。…あぁ、あの二人ならあそこに。」
俺が闇モード全開になっているとそこに1つの光が……。
『一松さん、十四松さんっ。…その、見せたいものがあるので少しお付き合いくださいっ!』
「え!何々!?行き〜マッスル!ほら、一松兄さんも!」
「え…、あ、う、うん……。」
俺は戸惑いながらもAについていき、
「…で、見せたいものって…?」
『…ふふっ、これですっ。』
「うわぁ!野球だぁ!これで皆で野球できるね!」
「十四松兄さん、ここではやらないでね?」
「うわ……かっ、可愛い……。」
俺は見せられた猫グッズに目を輝かせて見てしまっていた。
「ちぇっ…折角Aちゃんと二人きりだったのに……。」
トド松が何か呟いたけどそんなの今は無視。
今は猫グッズが大事だ。
買えないけど……。
『喜んでくれてよかった……。あっ、トド松君。』
「えっ!な、何?」
『こっそり気になってたんだけど、この帽子トド松君に似合いそうだなぁって…。』
「えっ!すっごくお洒落!………どう?似合う?」
『はいっ!とても。』
「確かにいいかも。やっぱAちゃんセンスいいね。」
「見てみて〜!変なマスク!どう?似合う〜?」
猫グッズに夢中になってた俺はまた置いていかれてた。
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時