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病院に着くと樹はジェシーに、私は松村さんについて行った。
看 「松村さーん。松村北斗さーん」
私 【呼ばれましたよ、行きましょうか。】
私がそう文字を書くと、素直に立ち上がり私の後についてくる松村さん。
診察室に入ると、優しそうなおじいちゃんがどうされましたー？と声をかけてきた。
医師に説明をすると、すぐに聴力検査へ。
私はその間に、気になっていた事を済ませる。
私 「すいません、1つお伺いしたいのですが、、」
看 「はい？どうされました？」
私 「ここに○×病院から転院された森本さんという方いらっしゃいませんか？」
私 「先日、○×病院にお伺いしたらこちらに転院されたと聞きまして、、」
看 「すぐ確認いたします。少々お待ちください。」
看護師さんはすぐに確認を取ってくれた。
看 「お待たせいたしました。確認したところ確かに3日前に○×病院から転院手続きが完了し、現在入院されていますね。」
私 「病室を教えていただけませんか？」
看 「かしこまりました。こちらへどうぞ。」
私は看護師さんに着いていき、慎太郎のお母様がいる部屋まできた。
看 「こちらです。」
私 「ありがとうございます。」
中に入ると、少し顔が安らかになっている慎太郎のお母様が眠っていた。
私 「やっぱり、、、よかった。。。」
お母様の安否も確認できたし、今度慎太郎と来ますねと心で言い、私はその場をあとにした。
耳鼻科に戻ると全て終わったのか松村さんが待合室にいた。
松 【どこ行ってたの？】
私 【知り合いがいたので、少しお話してました！】
松 【そっか、】
看 「松村さーん？」
私 【呼ばれました！行きましょ？】
再び診察室に入ると、難しそうな顔をしてるおじいさんがいた。
医 「突発性難聴、、ですね。」
私 「治りますか？」
医 「割と早く来てくれたみたいだね、まだ大丈夫。」
医 「これから頑張っていきましょうね、松村さん」(微笑)
私 「ありがとうございます。」
医 「お薬出しておきます、徐々に治していきましょう。」
松 【なんて？？】
私 【突発性難聴だそうです。】
松 【治る？】
私 【診察が早かったので大丈夫だそうですよ。】
私がそういうと、不安そうな顔が少しだけ安心に変わっていた。
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しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月14日 21時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月22日 7時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2021年1月17日 1時
