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ジェシーさんはおかゆを食べ終わると薬を飲みすぐに寝た。
その間に松村さんや森本さんの食べ終わった食器を片付け、部屋の掃除を再開した。
すると、滅多に来ない松村さんがリビングに入ってきた。
松 【ジェシー、部屋にいないんだけど。】
私はすぐさま紙とペンを用意し、こう書いた。
私 【今朝、熱が出たので私の部屋で休んでもらってます。】
松 【そう】
松村さんはそう言うと、ジェシーさんがいる和室に入っていった。
私はなるべく関わらないように、お風呂やトイレの掃除をしにいった。
お昼も過ぎ、気づけば夕方。
玄関から音がした。
私 「おかえりなさい、田中さん。」
田 「ただいま、Aちゃん！」
私 「本日のご夕食は高地さんリクエストのトマト料理となっています、よろしいですか？」
田 「俺あれ食べたい、トマトリゾット！」
私 「では、今夜のご夕食はトマトリゾットにいたしましょうか(微笑)」
田 「そういえば、高地ときょもが今日滝沢君の日？」
私 「はい、朝からお二人とも事務所にいるそうです。」
田 「そっかぁ、他のみんなは？」
私 「松村さん、森本さんには朝食と昼食をとってました。」
私 「ジェシーさんが、熱なので私の部屋で休んでます。」
田 「え！ジェシー熱なの？大丈夫？？」
私 「医師の判断では風邪ということなので、薬を飲んで休んでいただいております。」
田 「そっか、ちょっと覗きに行ってくるわ！」
私 「では、ご夕食の準備をさせていただきますね？」
田 「あいよ〜」
田中さんはそういうと和室に入っていった。
私は皆さんの夕飯の用意をしはじめた。
田 「ねぇ、Aちゃんってなんで家政婦になったの？」
いつしか戻ってきた田中さんに聞かれた。
私 「お父様に言われたからですかね？」
田 「へぇ〜お父様ねぇ〜。」
田 「この前の時から思ってたんだけどさ、Aちゃんってお嬢様だよね？」
私 「まぁ、一応西園寺グループの一人娘ですから。」
田 「えぇ！すご！！！そうなの？」
私 「はい(微笑)」
田中さんと喋っていると高地さんと京本さんが帰ってきた。
高 「ただいまぁ〜」
田 「あっ！きょも帰ってきた！」
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さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
