私と"元"仲間の上では星が煌めいている。【kz】

twenty-five ページ25

「立花さん、もうやめてッ！」




、、、、、は？




「やめてよ、上杉くん達をこれ以上傷つけないで！




いいよ、立花さんは謝らなくて。




私たちは大丈夫だから、もうやめてよッ！」




笑ってしまうかと思った。




あんた、バカなの？




パンパンパンッ




私は思わず拍手をし、笑ってしまった。




「笑えるよ、宮本ゆりあ。




貴方の演技、面白かった。




流石ぶりっ子。




罪悪感も何も感じず、平気で嘘をつく。



ある意味尊敬するよ。」




「もうやめろよ！




いい加減にしろ、立花。




これ以上、宮本を傷つけんなよ。」




七鬼がそう言ったとき、こんなに人を心配したことはなかったなと思った。




と同時に、私のなかで何かが切れた。




「もうお遊びは終わりだよ、お前ら。




いい加減にするのはあんた達の方、




やめるのもあんた達の方、




あんた達とお喋りしてても時間の無駄よ。」




冷たく言い放つと、トンッと宮本ゆりあの肩に触れながら通り過ぎる。




「もうこれ以上私を傷つけないで。」




小さく呟いた私の声を、彼らは聞いただろうか。




私の心の叫びだということを、彼らは気がついただろうか。






まぁ、期待はしないけど。

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