もう逃げない【kz】 (ページ5)

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次の日は、るんるんだった。

集合、、、

考えただけで、ワクワクする！

その日は、私を虐めるグループが睨んできても、なにも感じなかった。

帰りになって、準備をしてたら、

「立花さーんっ！今日はぁ、仕方ないからなしでいいよっ！そのかわり、ふふっ」

と、私に主犯の子が私の机に来て甘ったるい声を残して、ニッコリ笑いながら去っていった。

はぁぁっ、何か企んでるような意味深なあの言葉。

それに、あの自信に満ちた瞳。

怪しすぎるけど、もう気にしないっ！

集合だもの。

いっそいで教室を出ようとしたら、誰かに腕を掴まれた。

ビックリして振り向いたら、忍がいた。

「一緒に帰ろーぜ。」

えー、お願いだからそれだけは、、、

「ほら、行くぞ。」

えー、、、

もう、いいや笑

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それから、秀明の授業はあっという間に過ぎた。

全速力で階段を駆け上がり、カフェテリアのドアを開けて、皆がいつも座っている席にふと視線をうつすと、、、、嘘でしょ

主犯の子が皆に深刻な顔で何かを話していた。

皆はその子の話を、顔を歪めながら聞いている。

その子は視線をあげた。

私と目が合う。

皆もこっちを向いて、辛そうに目を伏せた。

何この状況、嫌な予感しかしないよ。

で、その子は手をぎゅっとグーで握って唇を噛み締めた。

でも、ちらっと私の方に目を向けて、ニヤッとした。

この子、絶対何かを企んでる、、、

どうしよう、、、