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twenty-nine ページ34

「彩ー、今日一緒に帰れなくてごめ、えっ?どしたの、彩?目、真っ赤だよ?」


柚衣の顔を見たら大泣きしてしまった。


「えっ?彩っ!?」


やだ、迷惑かけてる。


でも、止まんない、、


「ごめんね、ちょっとお邪魔するよ。」


そう言って、私を家に戻しリビングにつれていかれダイニングチェアに座らせられた。


「どしたの?心配するじゃん、急に泣いて。吐き出していーよ。聞くから。」


うわーんっ!


思いっきり泣いた。


優しく笑う柚衣を見て、もう全部話した。


「そ、そんなこと、があっ、たんだ、ね。」


え、、動揺してる、、、?


「あ、今日は、ま、ママが待ってるから、、、じゃ、じゃあ、ね!」


ドタドタ走っていってしまった。


なんか、、、、え、、、?


引かれたのかな。


こんな過去知って無視されるのかな、言いふらされるのかな。


考えただけで怖くなる。


皆からまたいじめられて、毎日泣くしかないの、、、?


せっかく頑張ってるのに、、


なんで、私ばっかりなの、、、





なんで、よ、、、


知ってるなら教えてよ、、神様、、、

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作者名:流雲 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki  
作成日時:2019年10月20日 21時

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