twenty-five ページ30
でました、転校生あるあるの1つである質問攻め。
隣の席の
め、面倒くさい、、
やっとおさまった放課後。
おさまったとはいえ、私は人気者のようで。
一緒に帰る人は誰かとかいう争いにもなりかけた。
直前で、羽山さんが止めてくれたけど。
初登校は、なかなか刺激的だった。
偏差値も高いからこういうのないものだと思ってたけど、全然違った。
でも、普通に賑やかで楽しいクラスだし満足、かな。
さて、かーえろ。
リュックに教科書などを突っ込んで、教室を出ようとしたら、
「あ、立花さん。」
へっ?
顔をあげると、羽山さんがいた。
「私、図書室行ってたの。よかったら、一緒に帰らない?」
「ん、いいよ。」
特に、やることなんてないし。
それから、近くのマンションに住んでいることが分かった。
電車でも、歩いているときでも、ずっとお喋りしていた。
羽山さんは、黒髪のボブ。
サラサラそうな髪が風でなびくのが綺麗。
羽山柚衣。
始め、この名前を聞いたときに引っ掛かった。
彼女の『柚衣』という名前は、私のことをいじめていた主犯の『飯野柚衣』と同じだったから。
それに、飯野柚衣と同じ黒髪。長さは違うけど。
でも、同じ名前に髪の色が同じなんて何処にでもいる。
それに、ここは浜田とは離れているからそんな偶然なんておこらない。
何考えてんのよ、私。
彼女は、私と同じような着こなしかただった。
羽山さんとは共感できることも多くて、とても話しやすかった。
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作者名:流雲 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki
作成日時:2019年10月20日 21時