星が煌めく夜空の下で私は微笑む。【kz】

seventy-six ページ26

「彩、おはよー。」




いつも通り、、、ではないが挨拶をしてきた唯香。




今日はどことなく、、、いや絶対に今までよりテンションが低い。




まあ、私も昨日の今日だからいつもより元気はないけど。




「おはよ、どうしたの？」




聞くと、




「え、、、嫌、、、、、」




と、言葉を濁される。




んー、謎。




すると、不意に横に人が通る気配がした。




、、、ゆうあ、、、、、




ゆうあもこっちに気がついたけど、悲しそうに微笑んで会釈をしただけだった。




いつもなら、彩！って構ってくるのに。




これも全部、私のせいだ。




「あの、、さ、彩。」




「ん？」




やっと口を開いた唯香に返事を返す。




「今日の昼休み、、さ、一緒にご飯食べよーね。」




「え、うん」




急にどうしたんだろう、、、




いつもほとんど一緒にご飯なんて食べてるのに。




首を傾げると、ホッとしたような表情になった唯香はいつも通りに雑談を始めた。




取りあえずは、、、大丈夫なのかな。




残る疑問を抱えながら、今まで通りに微笑んだ。

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