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sixty-two ページ12

「あの、、、っ、立花彩さんってどこに、、、、?」




ツインテールの元気そうな子が出てきたから、聞いてみた。




「あ、彩〜っ?




まだ、教室に残ってたけど。




ね、どしたの?」




「あ、いえ。ありがとうございました!」




うまくはぐらかす。




「立花彩さんだけど?」




腕を胸の前で組み、目に強い光を瞬かせながらこっちを見据えている立花がそこにいた。




「た、、、ちばな」




「何?」




冷酷美少女。




頭に浮かんだのはそのことばだった。




こんな子にしてしまったのは、あたし。




ほとんどあたしのせい。




「話したいこと、、、あるの。」




「ふぅん、この前よりは随分反省してそうな態度ね。」




嘲笑うように、見下すように、




鼻で笑われる。




「悪いけど、嫌よ。」




そう言って、スタスタ行こうとした。




咄嗟に腕をつかむ。




「待っ、、、て」




「離して。」




「待って!!」




思わず叫んだ。




通りかかった人達が驚いて、こっちを向く。




「ったくもー!」




今度は立花が私の腕を引き、どこかにつれていこうとした。

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こはく - 今まで読んできた作品の何で一番感動しました!素敵な作品を書いてくれてありがとうございました。 (11月19日 21時) (レス) @page41 id: da4a51b810 (このIDを非表示/違反報告)
Mirei - とても感動しました!!これからも頑張ってください!! (2022年8月19日 12時) (レス) @page41 id: 07e04a7ecd (このIDを非表示/違反報告)
彼方 - こんなに素敵なお話を書いてくださり本当にありがとうございます!!泣きました!これからも色々なお話よろしくお願いします! (2022年1月12日 19時) (レス) @page41 id: be87187744 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品を見てとっても感動しました (2021年6月20日 0時) (レス) id: f67671a5a5 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 月海さん» 懐かしすぎて…((何度読み返しても泣くよね← (2020年12月15日 15時) (レス) id: eb71493e70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月海 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki  
作成日時:2020年2月19日 19時

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