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#8. ページ10

赤司side

帝光中の入学式。



僕は悩んでいた。



先祖に恥じない行動を求められている僕にとって主席を取るのは当たり前だ。



だが、このままでいいのだろうか。




先祖がああだったからお前もこうしろ。




そんな言葉はもう聞き飽きた。



そろそろ＿＿＿＿＿＿




と、視線を感じ振り向く。



そこには1人の女子。



僕と同じオッドアイ。



透き通っていて綺麗だ。



あれ、あの子＿＿＿



あの時の？


いや、見間違えだろう。行かなくては。



また、会えるといいなと思いながら微笑み、歩き出す。





．









．









．









僕の希望はすぐに叶った。

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作者名：紗羅 | 作成日時：2017年3月7日 13時

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