ごめんなさい。

過去 MG ページ5

Aの過去はすごく残酷で他人の俺が聞いても苦しい話だった。








最初は普通の幸せそうな家族だった。









Aの母親と父親は日本人だった。だけど母親の親が離婚して再婚した相手が韓国人だった。









それからみんなでよく韓国に遊びに行ったそうだ。









ある日Aの母親の義理の父が韓国に住まないかと言われたらしい。









Aの家族には反韓もいないし、みんな韓国が大好きだった。









でもしばらくしてAの義理のお爺ちゃんが亡くなった。









それからAの父はリストラされ、母は仕事をしていなかったため父がリストラになったショックでなのかホスト通いになった。









父は酒を飲めばまだ3歳のAに虐待をしていた。









その内Aの両親は家にまだ幼いAを置き去りにして夜遊び。









Aは本当に餓死寸前だった。









Aが限界に達したのか母親を探しに家を出たんだ。









そしたら母親を見つけたはいいもののその母親はホストで見つけた男と歩いていた。









母親はその男にAを見られるのが嫌だったのか、









外の冷たいアスファルトの上にAを押し倒し、









Aの首を絞めた。









｢あんたさえいなければ。｣｢死んでしまえ。｣そう連呼させながら。









一緒にいた男の証言によるとAはその時"ごめんなさい。"と誤り続けていたそうだ。









それを見つけたのがPDだった。









直ぐに警察と救急車を呼んだ。









Aは死ぬ直前だった。









PDが見つけていなかったらAは死んでいた。









Aが病院で目を覚ました時は頭が狂ったかのように首を絞められていた時の言葉を連呼していた。









それもAが目を覚ましたのは2年後だった。









だから余計その時の事を今でも覚えているんだろう。









退院と同時にPDがAを引き取って戸籍も韓国人にしたんだそうだ。









最初Aは人間不信だったが、PDと住んでいくうちに打ち解けたんだそう。









Aの両親は二度とAに近ずかないと誓って今では日本で暮らしている。









こんな残酷な経験をあの子は3歳の時にした。









だからせっかく打ち解けたのにまた人間不信になってほしくないからホソクに頼んだ。

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