4(宮地side) ページ6
今日は入学式があったから部活はほぼ自主練だった。
大坪は部長の仕事でいない。
どうやらキセキの世代の1人緑間真太郎が来てるらしい。
来週からは一年も交えての練習かと少し憂鬱だ。
そんなことを思っていたら、大坪が緑間を連れて戻ってきた。
緑間はかなり生意気なやつで、この短時間で何度も轢くぞと思った。木村軽トラだ。
とりあえず今日の練習は終わりとなり、俺は帰り支度をしていた。
ゆき)おつかれーー!大坪いる?
宮地)お、おつかれ!いてるぞ、てか話題の一年生じゃねーか!
あかり)こら、宮地!Aちゃんびっくりするじゃん!
宮地)あー、悪りぃ。それよりなんでお前らといてるんだ?
ゆき)この子新体操部にって前々からスカウトしててさ、楽しく話してたらこんな時間だったの笑笑
あ、Aちゃんの友達がバスケ部にいるんだよね?
白井)はい!そうなんです。宮地さんですよね?私は白井Aって言います。よろしくお願いします!(にこっ)緑間くんってまだいますか?
なんだこいつ可愛いぞ。てか、緑間かよ。やっぱ木村パイナップルくれ。
宮地)あー、よろしく。緑間ならもう出てくると思うぞ。
白井)そうなんですか!ありがとうございます!
緑間)A!待たせたのだよ。
白井)あ!真ちゃん!大丈夫だよー!
緑間が見えた途端、白井がすごく綺麗な笑顔で笑った。それを見て少し胸が高鳴った。あの笑顔を俺にも向けて欲しい、無意識にそう思った。
白井)ゆきさん、あかりさん今日はほんとにありがとうございました!宮地さんもお疲れ様です。
ゆき)おつかれーー、気をつけて帰ってねー
緑間)宮地さんお疲れ様です、A帰るぞ
緑間に引かれてあいつは帰っていった。
〜はちみつみたいな甘い恋が始まる〜
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作者名:もけこ | 作成日時:2021年3月4日 15時