雨が嫌い【国見英】

雨の音 ページ5

『よいしょっと！』

このは｢タオル、どうすればいい？｣

『あっこっちにお願い！』

このは｢了解！｣


及川｢よし！休憩〜！｣

『ドリンクどうぞ〜』

及川｢ありがとう！｣

岩泉｢さんきゅ｣

花巻｢ありがと！｣

松川｢ありがと〜！｣

金田一｢ありがとうございます！｣

国見｢ありがと…｣

このは｢個性でるね〜…｣

『あれ？雨やんだ？』

及川｢嘘！ほんとだ！｣

及川｢じゃあ！せっかくだし走ろっか！｣

みんな｢｢うっす！｣｣

『いってらっしゃい〜』

タッタッタッ

このは｢いや〜皆さん凄いなぁ…｣

『それは、私も思う』

このは｢で、さっきのはなんだったんですか？｣

『だから、支えてくれただけだよ！///』

このは｢その割には顔、真っ赤ですけど〜｣

『うるさいなぁ…///』

『て、何この音？』

体育館の屋根に何かが当たる音…

『雨…降ってきたんじゃ…』

このは｢やば！みんなまだ、走ってるよね！｣


体育館にさらに激しい音が響く

『みんな大丈夫かな？』

このは｢ねぇ…私やばいことに気がついた…｣

『？』

このは｢タオル、干したままじゃない？｣

さーっと血の気がひいた…

『私、取り込んでくるから！予備のタオルみんなに出しといて！』

このは｢え、ちょっと！｣


このはが何かを言う前に私は飛び出した

雨の日の災難two→←雨の日の災難

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す