雨が嫌い【国見英】

雨の恋 ページ17

『…えっ！///』


国見｢はぁ…かっこ悪…///｣


『そ、そんなことない！///』


国見｢…で、返事は？｣


『えっ！あっ…///』


『よ、よろしくお願いします…///』


国見｢ん、///｣









『…いつから…なの？』


私はしばらく続いた沈黙を破った


国見｢え、あぁ…梅雨の季節の時だよ…｣


『え、私何かした？』


国見｢同級生に傘貸したでしょ？｣


『え、貸したっけなぁ…』


必死に考えてみたが…まったく分からん



国見｢やっぱ、覚えてないか…｣





回想だよ！(『』のセリフは国見ちゃんになります)



『げ、雨…』


まぁ、傘あるけど…


靴濡れるからめんどくさいんだよね〜



モブ美｢やば…傘忘れた…｣

モブ子｢え、外土砂降りだよ？｣

モブ美｢お願い！入れて！｣

モブ子｢今日は習い事があって車なんだ…ごめん…｣

モブ美｢私、今日死んだわ｣





あほらし…傘がないくらいで…




A｢はい、傘どうぞ！｣

モブ美｢Aちゃん！｣

A｢私、折りたたみ持ってるから大丈夫だよ！｣

モブ美｢ありがとう！ちゃんと洗って返すね〜！｣

A｢うん！ありがとうね！｣



タッタッタッ




A｢さ、てと…走るか…｣


『え？』


A｢よし！｣



ダッダッダッ！




『まじか…』








そこからだった









俺が雨宮を好きになったのは…

雨→←雨が繋いだ恋

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す