検索窓
今日:12 hit、昨日:14 hit、合計:11,502 hit

ページ3

No side



『万葉、万葉!これなぁに?』

一人の少女が少年に駆け寄る。





「それは“貝殻”でござる。」

『かいがら?食べれる?美味しい?どんな味?』



少女は目を輝かせながら聞いた。
しかし、少年は困った様な顔をした後、こう言った。

「言うのもあれでござるが、貝殻は食べれないでござる。」


『なんで?』

「貝殻は元々、アサリやホタテの殻の部分でござる。」



『••••••••死んでるの?』

「ま、まぁ•••そうでござる。死骸と言っても良い。」




少年は気不味そうな顔をした。
物騒な言葉をつらつらと教えてしまっているからだ。

「A、今の言葉は別に覚えなくてm『貝殻は貝の死骸?!』



「「••••••••••••」」

周りの視線が少年と少女に集まる。
少年は少女に何を教えたのか、と周りは驚いた。
勿論、少年は頭を抑えた。

やってしまった、と。


少女は少年と同じくらいの歳と伺えるが、精神年齢があまりにも幼い。
しかし、会った時と比べて肌の褐色や体格も良くなっている。

「その言葉は使う必要ないでござる。」

『死骸、貝殻は貝の死骸••••』


「A?分かったでござるか?」

『•••••••••うん、分かった。』

Aと呼ばれる少女は大人しく頷いた。

稲妻→←孤児



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
設定タグ:原神 , 楓原万葉 , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鬼ごっこ(プロフ) - わわわわわさん» 大丈夫です!心配してくれてありがとう😊 (1月1日 20時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ(プロフ) - 地震がありましたけど大丈夫ですか? (1月1日 17時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - わわわわわさん» あけおめです!! (1月1日 1時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ(プロフ) - あけおめです! (1月1日 0時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - 放浪者の神の目になりたいさん» ありがとうございます〜!!今作も頑張ります!良いお年をお迎えください (12月31日 20時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鬼ごっこ | 作成日時:2023年12月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。