孤児 ページ2
No side
「姉君、この子は何方でござるか?」
「あぁ、璃月で見つけた孤児なんだが、歳は見た感じ万葉と変わらないと思うぞ?
それに、多分髪色や顔立ち的に稲妻出身だろう。」
北斗はちらっと孤児を見る。
ぼさぼさの手入れもされていない髪に破れ掛けている服。
おまけに裸足で足を痛めたのか血や泥も所々付いている。
「姉君は孤児を南十字隊に引き入れるつもりでござるか。」
「そうだ。だが困った事にこいつには名前も無いし、喋らない。
更にアタシから離れようとしない。」
「ふむ••••。まず名前を考え、喋らないというのなら読み書きを教えれば
良いと思うでござるよ。」
すると万葉は孤児に近寄った。
『••••••••••••』
「そんなに警戒しなくても、拙者は何もしないでござる。」
孤児は万葉を怪しそうに警戒して睨んだ。
「万葉、もう名前を思い付いたのか?」
「気に入ってくれるかどうかは分からないところではあるが•••」
自分よりふた回り程小さい孤児と目を合わせると、
「A。これが其方の名前でござるよ。」
『••••••••••••••?』
Aと云う孤児は頭を不思議に傾げた。
84人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鬼ごっこ(プロフ) - わわわわわさん» 大丈夫です!心配してくれてありがとう😊 (1月1日 20時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ(プロフ) - 地震がありましたけど大丈夫ですか? (1月1日 17時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - わわわわわさん» あけおめです!! (1月1日 1時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
わわわわわ(プロフ) - あけおめです! (1月1日 0時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - 放浪者の神の目になりたいさん» ありがとうございます〜!!今作も頑張ります!良いお年をお迎えください (12月31日 20時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鬼ごっこ | 作成日時:2023年12月25日 23時