散歩で ページ6
今日は久し振りに旅人と会い、私と一緒に散歩をしていた。
私は散歩が大好きであり、旅人を連れ回してはトラブルを毎度起こしていた。
例えば魔物を怒らせたり、崖から落ちたりなどなど。
しかし、今回はトラブルが何も起こらない。
珍しい。
まぁでも、花の冠や動物と戯れる事が出来るから良いや。
『そう云えば旅人〜、この前言ってたあの“捻くれ者”の奴さ、会ったんだけどね、
凄いクソガキだった。仲良く出来る気がしない。と云うかは仲良くしたくないし、
関わりたくないんだけど。』
「え、あ、あぁ•••Aがそんなに言うなんて••••ってまぁ納得。」
『だよね？！何であんなに性格が根っこの芯まで舐め腐ってるのか分かんないww
ねー？』
そう言って私はウサギを見た。
矢っ張り動物って癒しの
「へぇ、随分と言ってくれるね？お子ちゃま。」
『え？？？』
ガシッと強く頭を掴まれた。
そしてウサギは危機を感じたのか、私の腕から逃げ出す。
「あ、はは••••A、バイバイ。」
『ちょっと？！！』
待って！と旅人に手を伸ばしたが、手を押さえられた。
「さぁ〜て、お子ちゃまには歳上に対しての言動を一から脳に叩き直したほうが良いかな？」
『触らないでくれるかな？セクハラ？』
「死ね」
うっっわ！！
女の子に対して“死ね”って！矢っ張り性格が腐ってるな！！！
『てかさ、そもそも何で居る訳？』
「僕が散歩しちゃ悪いのかい？」
『へぇぇぇー！そーなんですか〜
クソガキでもピュアな処、あるんだねー！！肩に乗ってる小鳥を追い払わないし。』
私は放浪者の肩に乗っている小鳥を指さした。
小鳥は放浪者に懐いているのか顔をスリスリと擦り付けている。
「あのさ、“クソガキ”って云う呼び名やめてくれるかな？
凄い腹が立つんだけど。」
『なら其方も“お子ちゃま”って呼び名やめてくれる？
凄い不快。』
「はぁ？」
『はぁ？？』
お互い、バチバチと火花を散らしていた。
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あま - バチバチで不仲な2人がちゃんとくっつくまでの過程を見れてよかったです。素敵な作品をありがとうございました！ (3月28日 6時) (
レス) @page38 id: 6fe6c9f44f (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無％(プロフ) - 完結おめでとうございます！！nhdは本当にママみたいでしたね笑。本当に迚も面白かったです！！他作品も楽しませて頂きます！！！ (1月26日 19時) (レス) @page38 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - 金平糖さん» ありがとうございます！いつもコメントありがとう😊次回作が出来るまで楽しみに待ってくれると嬉しいです！ (11月3日 20時) (レス) @page38 id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - 完結おめでとう御座います‼︎めちゃくちゃ神作過ぎますぅっ！ (11月3日 8時) (レス) @page38 id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい！！承諾しておきます！！！ (11月3日 1時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼ごっこ | 作成日時：2023年10月10日 0時
