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その手をこれ以上汚したく無い ページ33

倒れたファデュイの頭を放浪者は踏みつけた。



「本当に何にも勉強してないね。
次は無いって。なのにそれを理解して来てるって云う事はもう一度•••••••いや、
今度は二度と銃も、足も使えなくなるぐらいにしてやろうか」



流石にそれは•••!

『ま、待って!放浪者•••!!そこまでする必要は無いからッ!』



私は放浪者に向かって強く言った。
すると放浪者はファデュイの頭を掴み、此方に向けた。



「それじゃあ、また逃がす訳?
僕はそれをすべきでは無いと思うんだけど。」

『なら、約束!約束は?!』



「ファデュイと云う人を襲う組織に約束なんて言葉、あると思う?」

『•••••••』



放浪者の言う通りだ。
ファデュイが約束を守ると云う保証は一切無い。

それどころか破る可能性が十分に高い。



約束ごとが駄目だとしても、放浪者の手を汚したく無い。
他にある方法とすれば••••





『なら、大マハマトラに出そう。私、放浪者の手が汚れるのはイヤ。』

真剣な表情で放浪者を見た。




放浪者は黙って私とファデュイを交互に見ると、ファデュイを気絶させた。

「•••••••分かった。でも、迎えがいるらしいからその必要は無いと思うけど。」



ジロッと放浪者が睨んだ先には、

「あちゃー、気付いてたか。部下が勝手に何処か行ってたから様子を見に来たんだけど、
この様子からして持ち帰るなんて選択は無いからね。放っといて良いよ。」




以前会った、あの公子、タルタリ“ア”と云う人だった。

「ふぅ〜ん?それって君の指導が悪いって事なんじゃ無いかな?
まぁ良い、僕達には関係ない事だ。帰らせてもらう。」



「えぇ?!折角の再開だからお話しy「これ以上関わって来るな。」




相当放浪者は苛ついているらしい。声ですぐ分かる。
私をサッと抱えるとその場から離れた。

どストレート→←悔しい



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あま - バチバチで不仲な2人がちゃんとくっつくまでの過程を見れてよかったです。素敵な作品をありがとうございました! (3月28日 6時) (レス) @page38 id: 6fe6c9f44f (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - 完結おめでとうございます!!nhdは本当にママみたいでしたね笑。本当に迚も面白かったです!!他作品も楽しませて頂きます!!! (1月26日 19時) (レス) @page38 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - 金平糖さん» ありがとうございます!いつもコメントありがとう😊次回作が出来るまで楽しみに待ってくれると嬉しいです! (11月3日 20時) (レス) @page38 id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - 完結おめでとう御座います‼︎めちゃくちゃ神作過ぎますぅっ! (11月3日 8時) (レス) @page38 id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼ごっこ(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい!!承諾しておきます!!! (11月3日 1時) (レス) id: 885ea47716 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼ごっこ | 作成日時:2023年10月10日 0時

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