捻くれ者のクソガキ【放浪者】

悔しい ページ32

あのファデュイ••••！
あの時に放浪者がズタズタにしたのに生きてるとかゴキブリ並みの生命力なの？



でも実際、ファデュイは沢山いるからゴキブリ同然か。






悔しい。
あの時もファデュイに殴られ蹴られ踏みつけられ。
私は何にも仕返し出来てない。

それどころか弱い所為で放浪者にまた助けてもらおうとしている。
情けない。



ずっとそうだ。
私は誰かに助けてもらって生きている。

この体も、元はクラクサナリデビ様が作ってくれた。
人間関係も旅人が手伝ってくれた。
ファデュイに襲われた時は放浪者に助けてもらった。




役立たず。





この言葉に限る。
だから精霊達から省かれたり馬鹿にされたりするんだ。
あぁ、本当に情けない。
こんな自分が。

私もファデュイなんかをボコボコに出来る様になりたい。
放浪者は今、またあのファデュイと遣り合っている。



なら、私に出来る事は？



相手を動けなくさせる事、それしかない。

左手は撃たれてないから使える。




少しでも放浪者の役に立ちたい。
何とか上半身だけ体を起こすとファデュイ二人に向けて元素スキルを放った。

『大人しく•••しろッッ！！！』




「は？！何だ、コレ！！？」

「知るか！！ンなの！」



ファデュイは焦った顔でツルを解こうとした。
だが、そうはさせない。

私は更に強く締め付け、動かない様にした。



『このまま•••しn「礼を弁えぬ虫けらが、死ね」




放浪者はファデュイの頰を蹴った。
その時の放浪者は私が今まで見てきた中で、鳥肌が立つ程怖い顔をした放浪者だった。





______________
万葉殿、誕生日おめでとうございます！
あぁ、手紙欲しかったのにPS4片付けられていて取れなく、とても心が苦しいです。
えぇ、ナヒーダも取れないこの悲しさ。




ア“ア”ア“ア”ア“ア”ア“ア”ア“！！！！(キモ、と思ったらごめんね)

その手をこれ以上汚したく無い→←ゴミ共目掛けて

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